変形性脊椎症

【変形性脊椎症】年のせいだからと諦めていませんか?

「最近、腰や背中がずっと痛い…」

「朝起きると体がこわばって動きにくい」

「病院で“変形性脊椎症”と言われたけど、もう歳だから仕方ないのかな…」

そんなお悩みを抱えている方が、とても多くいらっしゃいます。

しかし、“変形”と診断されたからといって、痛みまで諦める必要はありません。

実は、多くの方が“正しい体の使い方”を取り戻すことで、痛みやしびれが軽くなるケースが多いのです。

◆ 変形性脊椎症とは?

変形性脊椎症とは、背骨(脊椎)の椎間板や関節、骨そのものが加齢や負担の積み重ねによって変化する状態を指します。

特に中高年以降の方に多く、腰椎(腰の骨)や頚椎(首の骨)でよく見られます。

骨の“変形”自体は年齢とともに誰にでも起こる自然な現象ですが、

実際に痛みが出るかどうかは「体の使い方」や「姿勢」に大きく左右されます。

◆ 痛みの原因は「骨」だけではありません!

整形外科でレントゲンを撮ると、

「骨が変形していますね」「神経が圧迫されています」と言われることが多いです。

確かに、画像上では変形が見られるかもしれません。

ですが、“変形=痛み”ではないというのが実際の臨床現場の経験です。

同じように変形していても痛みのない人がたくさんいます。

つまり、痛みの本当の原因は、筋肉の緊張や姿勢の崩れ、体のバランスにあることが多いのです。

◆ 当院が重視しているのは「立ち方」

当院では、どんな症状の患者さんにもまず“立ち方”を見ます。

なぜなら、立ち方が崩れることで背骨にかかる負担が大きくなり、結果として痛みや変形を進行させてしまうからです。

背骨は、頭から骨盤までをつなぐ「身体の柱」です。

この柱がまっすぐに支えられていれば、筋肉や関節は無理なく働けます。

しかし、立ち方が前のめりだったり、片方に体重が偏っていたりすると、

背骨全体がねじれたり湾曲したりして、痛みを引き起こします。

ですから、当院では「立ち方を改善させないと根本的に良くならない」という考えを大切にしています。

姿勢や立ち方を整えることが、変形性脊椎症の痛みを和らげる第一歩なのです。

◆ 鍼灸治療で身体の深部からバランスを整える

変形性脊椎症の方は、背中や腰、首の筋肉が慢性的にこわばっていることが多いです。

この“こわばり”が血流を悪くし、神経への圧迫感や鈍い痛みを感じやすくしています。

当院の鍼灸治療では、硬くなった筋肉の奥深くにアプローチして、滞った血流を改善します。

鍼(はり)は髪の毛ほどの細いものを使用し、

身体の自然治癒力を高める働きがあります。

また、灸(おきゅう)の温熱刺激によって、冷えや血行不良を改善し、

筋肉がゆるむことで背骨への負担が軽くなるのです。

「深いところのコリがスーッと抜けていく感じがする」

「終わったあと、体が軽くなって背筋が伸びる」

そんなお声を多くいただきます。

◆ 痛みを繰り返さないための“根本治療”

単にその場の痛みを取るだけでは、また同じ痛みを繰り返してしまいます。

ですから、当院では鍼灸治療に加えて、立ち方・体の使い方の改善を行います。

たとえば、

  • 重心の位置を正す立ち方の指導
  • 背骨に負担をかけない座り方
  • 正しい歩き方のポイント

など、日常生活でできる“セルフケア”もお伝えします。

これらを継続することで、

背骨の負担が軽減し、痛みが出にくい体へと変わっていきます。

◆ 放っておくとどうなるの?

変形性脊椎症を放置していると、痛みだけでなく、

  • 手足のしびれ
  • 姿勢の崩れ(猫背・前かがみ姿勢)
  • 歩行の不安定
    などの問題が進行することがあります。

特に、痛みをかばっているうちに姿勢が悪くなり、

“立ち方のクセ”がさらに骨や筋肉をゆがめてしまう悪循環に入ってしまいます。

だからこそ、「もう年だから仕方ない」と思う前に、今の体を見直すことが大切です。

◆ 当院の治療の流れ

1️⃣ 丁寧なカウンセリング

痛みの出るタイミングや生活習慣をしっかり伺います。

2️⃣ 体のバランス・立ち方チェック

背骨・骨盤・重心の位置を確認し、どこに負担がかかっているかを把握します。

3️⃣ 鍼灸治療

筋肉の深部にアプローチし、血流と神経の流れを整えます。

4️⃣ 姿勢・立ち方の改善指導

治療後、良い状態を維持できるように、簡単な立ち方・動き方をお伝えします。

◆ 鍼灸で期待できる効果

  • 痛みやこわばりの軽減
  • 血行促進による回復力アップ
  • 自律神経の調整(睡眠の質改善にも)
  • 冷えやだるさの改善
  • 姿勢の安定・バランスの回復

特に、「手術を勧められたけど、できれば自然に治したい」という方にとって、

鍼灸はとても穏やかで安全な選択肢です。

◆ さいごに:身体はまだまだ良くなれます

変形性脊椎症だからといって、

「もう元には戻らない」と諦めてしまうのは早すぎます。

確かに骨の形は簡単に変わりません。

しかし、筋肉・血流・姿勢を整えることで、痛みの出にくい身体に変えることはできます。

そして、そのためには何よりも、

立ち方の改善が鍵になります。

当院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、

“体全体のバランス”を整えることで、

再発しにくい健康な体づくりをサポートしています。

「年齢のせい」と決めつけず、一歩を踏み出しましょう!

もし今、

「腰の痛みで日常生活がつらい」

「湿布や薬では良くならない」

と感じているなら、

ぜひ一度、当院の鍼灸治療を体験してみてください。

身体が本来持っている回復力を取り戻し、

痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

鍼灸・整体院-HIRO-