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神奈川県座間市の慢性のお痛み専門鍼灸・整体院
「歩くと股関節が痛い」「立ち上がるときに違和感がある」「長時間歩けなくなってきた」
そんなお悩みを抱えていませんか?
変形性股関節症は、中高年の女性に多くみられる関節のトラブルです。放っておくと症状が進行してしまうこともありますが、早めに正しいケアを行うことで痛みの緩和や動きやすさの改善が期待できます。
今回は、鍼灸院だからこそできるサポートを交えながら、変形性股関節症でお悩みの方に知っていただきたいことをまとめました。
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変形性股関節症とは?
股関節は、骨盤と大腿骨のつなぎ目にある関節で、体重を支えながら歩いたり座ったりする際に重要な役割を果たします。
しかし、長年の負担や加齢によって軟骨がすり減ると、骨同士が直接ぶつかるようになり、炎症や痛みが起こります。これが「変形性股関節症」です。
初期のうちは違和感や軽い痛みだけですが、進行すると次のような症状が現れることがあります。
• 歩き始めるときに股関節が痛い
• 長く歩けない、休み休みでないと移動できない
• 座った姿勢から立ち上がるときに強い痛みが出る
• 動きが制限され、正座やあぐらができない
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めてしまう方も多いですが、ケアをすることで日常生活を楽に送れるようになる可能性は十分にあります。
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鍼灸でできること
鍼灸治療は「血流の改善」と「筋肉の緊張緩和」にとても優れています。股関節の痛みは軟骨のすり減りだけでなく、周囲の筋肉のこわばりや循環不良によっても強くなります。
1. 血流を良くして炎症を抑える
鍼を打つことで身体が持つ自然治癒力が高まり、股関節周囲の血流が改善します。その結果、炎症が落ち着き、痛みが和らぎやすくなります。
2. 筋肉の緊張をゆるめて可動域を広げる
股関節を支える筋肉が硬くなると、関節への負担がさらに増します。鍼やお灸で筋肉の緊張を緩めることで、関節の動きがスムーズになり、歩行や立ち座りが楽になります。
3. 全身のバランスを整える
痛みをかばうことで腰や膝にも負担がかかりやすくなります。鍼灸では股関節だけでなく全身の調整を行い、姿勢や歩き方の改善にもつなげていきます。
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自宅でできるセルフケア
鍼灸治療とあわせて、日常生活での工夫も大切です。
• 無理のない範囲で歩く:筋力を落とさないよう、痛みが強くならない程度に散歩を続けることが大切です。
• 温めて血流改善:お風呂やカイロで股関節周囲を温めると、筋肉のこわばりがやわらぎます。
• ストレッチや体操:簡単な運動を取り入れると柔軟性が保たれます。専門家に指導を受けながら行うのが安心です。
• 体重管理:体重が増えると股関節への負担も大きくなるため、食事や運動で適正体重を目指しましょう。
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こんなお悩みはご相談ください
• 「病院で手術を勧められたが、できれば避けたい」
• 「痛み止めの薬に頼らず生活したい」
• 「もっと歩けるようになりたい」
鍼灸は、手術や薬だけに頼らず、身体の回復力を引き出すサポートができます。もちろん、状態によっては医療機関との併用が望ましい場合もあります。その際は無理に治療を続けることはせず、適切な医療機関をご紹介しながら、一緒に最善の方法を考えていきます。
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最後に
変形性股関節症は、放置すると動きが制限され、生活の質が大きく低下してしまう病気です。ですが、早めにケアを始めることで、痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すことは十分に可能です。
「歩くのがつらい」「このまま動けなくなるのでは…」と不安に思われたら、どうぞ一度ご相談ください。
鍼灸治療で、あなたの毎日を支えるお手伝いができれば幸いです。